あるところに、怒りんぼうの人形、「プンプン」がいました。 「プンプン」はいつも一人ぼっち。 ある日、不思議な建物に迷い込んだら、素敵な音楽がながれていて・・・
NEWS
Infomation
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2018.11.10-11
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2018.12.02
尚美学園大学
芸術情報学部舞台表現学科ダンスコース
『卒業公演-First-』
日時:12月2日
会場:尚美学園大学パストラルホール(川越)
※第1期生の卒業公演です。
PROFILE
ダンサー・大学講師・博士(体育スポーツ学)
お茶の水女子大学卒業後、筑波大学大学院舞踊コースにて修士号(体育学) を、筑波大学大学院大学体育スポーツ高度化共同専攻にて博士号を取得。愛知県出身。モダンバレエを太田明子に、コンテンポラリーダンスを平山素子に師事。幼少期から、器械体操、新体操、バスケットボール、ハンドボールなど多数のスポーツを経験した力学的な身体感覚をもつ。現在、研究領域として『ダンスの知覚・クリエイティビティ』の構造分析を追求している。 アーティストとの共同創作として『ダフニスとクロエ』(荒川洋作曲、メナード美術館シャガール版画展関連作品)や『天使、赤ん坊として「舞考」する』(名古屋市美術館親子で楽しむアートの世界遠まわりの旅展関連作品)を発表。
15年より宮川彬良『0歳からのパントマイム・オーケストラ』振付担当。
18年ミュージカル『ナインテイルズ』出演・振付補佐。
20年指揮者:原田慶太楼 第16回子どもたちと芸術家の出会う街コンサート『アートで話そう』振付担当。
ダンスカンパニー〈プロジェクト大山〉ダンスマスター
尚美学園大学舞台表現学科ダンスコース専任講師
美JAPONファッションショーダンサー
韓国SCF(2018)、北京YDM(2019)ファイナリスト
dance studio[DOODLE]コンテンポラリーダンス講師
Born in Aichi Japan 1982.She began her way in the dance world by studying Modern dance and Rhythmic Gymnastics at age of 9. She started studying for her B.A. and M.A. degree at the Ochanomizu women academy for dance and physical education in Tokyo. Later she began teaching dance lessons in the department of stage expression of University. She won several awards in dance competition as a member ProjectOH!yama dance company between the years 2009 and 2010. She choreographed for the Music education concert for children and Painting of museums.
Artist Statements
舞台芸術とは作品の世界観から派生する高揚感・好奇心を演者と観客の間で味わい深く共有するエンターテインメントだと私は思います.観客は,人の身体の妙や台詞に乗せられた感情を目と耳で楽しみます.観客にとっては,客席という“エンターテインメントの場”に居合わせた一人の人間として,作品への没入感を通して,心の中で様々な感情が生まれるような「幸福の交換」が起きることが舞台を通した最大のコミュニケーションだと私は信じています.また,ダンス作品における振付とは,身体・動きと作品の関係性を検討しながら,作品のテーマになっているある情景や魅せたい感性,作品の意味を,動きとしてトランスレートすることで浮かび上がらせるツールだと考えます.観客にとっては,動きそのものを見ているうちにその背景に潜む感情や情景を想像する体験まで引き込めることが振付の醍醐味だと考えています.そして,ダンス作品における演出とは,作品から派生する知的好奇心や高揚感を時間的かつ空間的に仕掛けていくものだと考えます.目の前の作品の中で「なぜこの場面が?」「どうやってこの動きが連なっていくの?」と観客が自然に考え,感じる鑑賞状態へと引き込むことが作家の挑戦であり,そうした知的好奇心の伴う鑑賞体験こそが舞台芸術の特徴だと考えています.そのため,観客に対して,なぜ,どうして,を誘発する仕掛けをイメージしながら,時間と空間を設計することが演出だと思います.
私の作品では,心象風景,アイデンティティ,ジェンダー,哲学,権利,概念,個人の人生の選択という要素を,作品化する際の重要なアイコンであると捉えています.私にとって作品化する行為は,人が置かれている状況とその関係性を想像できる身体表現を通して観客に「特定のドラマ」の鑑賞体験を提案することを目指しています.そのため,作品の創作プロセスは,人格形成や社会的な秩序と個人の関係,環境が個人に与える影響などを紐解くことから始まり,感情や心理と本人の生活の狭間にある「生きてきた軌跡」「生命の息吹」「記憶の情景」が浮かび上がるような作品を作る事を目指したいと考えています.
STAGE Archives
A woman's "face" may be an identity that is an ambiguity between the will to show it and the consciousness being viewed. However, it may be necessary to switch its "face" depending on the scope of the social definition. I look for myself while switching. Are the cultural, social, and biological factors that define gender the criteria for an "individual"?
VIDEOS
荒川洋作曲「ダフニスとクロエ」
企画:メナード美術館 シャガール版画展関連企画
「音楽とバレエの物語」として製作
(プロデュース:石垣葉子)
→公演の様子 Dance Cube チャコットWebマガジン
再演:2013年11月26日
企画:上野の山文化ゾーンフェスティバル2013
音楽:武田直之
衣装:坂本千代
会場:名古屋市美術館
企画:名古屋市美術館親子で楽しむアートの世界遠まわりの旅展
この空間で私は、人生の旅路を探す。夫婦のように、鯉のように、森のかくれんぼのように、少女のように、手紙を書いて、青年のように、ティナのように、ルーシーのように、未婚女性のように、飼い犬のように、誘拐されそうになって、子犬のように、尺取り虫のように、人魚のように、リロのように、行きつ戻りつしながら探し続けて、迷子になって、異国に渡って、溺れて空を飛んで、赤ん坊になって、天使になって、「舞考」する。
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生きている中で出会う予測のつかないでき事を旅に例えたこの企画展で、私は「赤ん坊」「天使」をテーマに舞います。「闇の部屋」(D.D.「昼の目 夜の目」作品内)と称されたスペースと、ちょうど友人の赤ん坊のエコー写真を見た感覚が重なり合いました。私は女性として生まれてきたので、出産ということがとてもダイレクトに感じる「闇」の世界(実現可能ではあるからこそ、想像がつかないという意味で)。赤子を授かることの偉大さと決意に憧れを感じ、同時に本当に自分の身に起きることなのかな?という疎外感も訪れます。そんな時に見たD.D.さんの「舞考」のテキストに踊りの世界に生まれる赤ん坊=天使のイメージが浮かびました。踊りというある種ファンタジーな世界で、自分が生きる意味を模索し、そこにこそ真実を求めています。でも、それはあくまでもファンタジーであり、幻想を投影した世界でもある。だから、現実の自分の中から生まれた天使としての存在が、踊りの世界で生き生きと成長していくのを見守ることが出来たらいいな。そして、今回はD.D.さんの「舞考」のテキストが一つの創造の源でありますので、「舞考」の世界に生息する天使としての在り方を最後まで追究したいと思います。
MEMOIRES DE MODE
Jean Couturierの個展「MEMOIRES DE MODE-モードの記憶-」オープニングパーティー
かつてのフランスと現代の日本の出会い
ダンス:三輪亜希子
ヴィオラ:柘植藍子
プログラム:Violaインプロ、「川の流れのように」
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